着物系腐女子の萌え語り本かと思ったら、正真正銘の三味線芸人さんの書き下ろしエッセーでした。年齢不詳な面立ちといい、お稽古の苦労話なのに浮遊感があったりと、なんだか彼女はミステリアスなの。檜山うめ吉さん(桧山うめ吉)さんの「俗曲師うめ吉のニッポンしましょ!」(毎日新聞社)です。三味線音楽とジャズの組み合わせは、ボーイズ芸でなじみ深いなぁ。彼女は大河内傳次郎さんが好きで、京橋のフィルムセンターに通ったそうで、なんとも渋好み。
CDは、Amazonで買おうかと思ったけれど、やはりこの本でも紹介されていた浅草の”音のヨーロー堂”(雷門より8軒目)で購入でしょ。まずは、CD「うめ吉今昔うたくらべ」をセレクトです。特典ポストカードを貰いました。透明感ある声質で、想像以上に洋楽的です。艶っぽさが控え目なのは、作戦なんだろうか。(浅草散歩)
腐女子のみなさまのホモホモアンテナがぎゅんぎゅん屹立するであろう、やおい映画でした。原田巧役の林遣都くん(はやしけんと)は、めちゃ綺麗な顔立ちですよ。新田東中学側の配役が、わりともっさりした男の子たちで、カップリング的につらいかな~と思い始めた中盤、横手二中学側ライバル登場で、キターッて感じでした。あさのあつこさん原作の映画「バッテリー」です。でも、ライバルくん2人、門脇秀吾役の渡辺大さん、瑞垣俊二役の関泰章さんとも実年齢が20代なの。ヤヴァ~、どろどろしちゃうかもと思わせることなく(それはそれで期待はずれだが)、主人公の弟の青波くんが病気で倒れる展開となり、爽やか野球映画に戻ります。「バッテリー」って名作児童文学と聞き及んでいましたが、むしろ官能的なお話だったんですね。
そういえば滝田洋二郎監督のご活躍は、「陰陽師」(2001年)、「壬生義士伝」(2003年)、「阿修羅城の瞳」(2005年4月)と、21世紀に入ってからは、腐女子あるいはゲイ向け作品ばかりじゃない?
矢島繭役の蓮佛美沙子さんは、角川映画、ソニーミュージック、Yahoo!JAPAN が 合同で開催したオーディション出身の模様。存在感あるも、やおい映画では活躍の場もなく可哀想でした。さて、大林宣彦監督が再映画化する「転校生」で、どんな一美を演じるか楽しみ。
(浅草散歩)
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